刑部勝義(おさかべかつよし)/Osakabe Katsuyoshi
JOB：クリエイター（作家・ライター）
BORN：1975年2月5日/水瓶座/B型/岐阜
コラムの執筆から舞台演劇の脚本まで幅広く活動中。
主な作品に「下町東沢ハムレット」
近年はクリエイターとしての活動もしており、メディア広告も手掛けています。
シェイクスピア作品を大切にしており、脚本においても大きな影響を受けています。
また、「言葉へのこだわり」も、作品ごとに名言を生み出すシェイクスピアにインスパイアされていることが伺えます。
プライベートでは、地元岐阜をこよなく愛する作家さんのようです。
最近ではSNSも始めているようなので、今後の作品などの情報発信もありそうです。
2021年には個展「刑部勝義」も予定されているので期待しましょう。
では、下町東沢ハムレットのあらすじを少しだけどうぞ。
下町東沢ハムレットのあらすじ
舞台は日本・東沢。
地元の名士である灰島悟が亡くなり、弟の灰島宗次が遺産を相続する。
悟の息子である灰島大翔(はると)は、母が夫である悟の死後、叔父である宗次と再婚したことに絶望する。
彼の生活は荒み、そんな彼を周囲の人々は心配していた。
そんな時、東沢神社に幽霊が現れるという噂が立つ。
大翔が神社を訪れてみると、それは亡き父の霊であった。話を聞いてみると、彼を殺したのは弟の宗次による謀略であったと言う。
復讐を誓った大翔は、気がふれた狂人の振りをして、宗次を暗殺する機会を待つのであった・・・
お分かりの通り、シェイクスピアのハムレットをオマージュした作品です。
ですので、恋人のオフィーリア、その兄であり友人のレイアーティーズ、幼馴染であるローゼンクランツなどの登場人物も、名前などを変えて作品の中で登場します。あとは作中でお楽しみください。
終わりに原作ハムレットより名言を１つ。
「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ」（to be or not to be, that is the question.）
刑部さんも好きな言葉の１つとのことでした。考えさせられる台詞ですね。